あんな気持ちをありがとう

「私自身が壊れてしまってもいい」
そこまで思える人に出会え、恋人で入られることに幸せを感じていました。
今までは「愛される」ことこそがSNSランキングの恋愛における幸せだと信じて止まなかった私が、
初めて「自分から率先して愛する」という事の喜びを知ったんです。
彼は照れ屋で口数が多い人ではありませんでした。
しかし、私の気持ちをシッカリと受け止めてくれて、器用な言葉ではありませんでしたが
その愛情を返してくれていました。
与えるという事の幸福感。
愛するという事の充足感。
そんな思いを無料出会いで感じられる自分は恵まれているんだと思っていました。
そんな2人にも別れはやってきました。
私からすれば納得のできる別れ方ではありませんでしたし、
一時期は、彼を憎む事もありました。
私の心はまだ落ち着かずに
「ずっとこんな気持のまま生きていくのか」
と落胆した事もありました。
しかし、時が経った今、彼にはとても感謝をしています。
「与える」「愛する」という能動的な恋愛を教えてくれた彼。
それは、照れ屋で少し不器用な彼とだったからこそ、出来た事だったのかもしれません。
彼との出会い系での恋愛が無ければもしかしたら今でも私は
「愛されてこそ・何かをされてこそ」という恋愛の定義を持ち続けていたかもしれません。